誠実な男性と、自由に自分らしく「恋愛して、結婚したい」女性のための恋愛講座「College of Love💘 -International-」の大場あやです。
39県が無事、緊急事態宣言が解除されましたね。
これからワクワクドキドキ婚活を、再開される方もいらっしゃると思います。
しかーし、ちょっと待って。
結婚はできても、離婚しちゃったら意味ないですよね。
もし、コロナ破局・コロナ離婚するカップルと、うまくいっているカップルの決定的な違いを知ってたら、離婚の心配のない素敵なカップルになれると思いませんか？
そこで今回は、長続きするカップルの特徴から、コロナのような突発的なトラブルが起きた時も心配のない、良好な関係をつくる人になる重要なスキルと、具体的なやり方についてお伝えします。
仲良しカップルはどんな人たち？
具体的な話の前に、ちょっと面白い研究がありますので、その話から。
2013年 バークリー大学のリアン・ブロフ博士が面白い研究結果を発表しました。
それは、156人の夫婦を対象に「13年間夫婦関係を観察し、破局したカップルと破局しなかったカップルの違い」を発見した研究です。
やり方は、4年に1回、パートナー同士でお互い不満に思っていることについて会話してもらい、動画を撮影するというものでした。
これ、期間中の結果なんですが、13年経ち54組のカップルが離婚したそうです。つまり、3分の1のカップルが破局したということですね。
この実験の面白いところは
動画を撮影しているので、最初は仲のよかったカップルがだんだん、うまくいかなくなるなど、13年間の会話の変化を、映像で見ることができた事なんです。
動画でチェックすることで、別れたカップルと別れなかったカップルには、会話に大きな違いがあることがわかったそうです。
それは、
関係性がいいカップルほど、女性の問題解決能力が高かったということ。
この研究で面白いポイントは、パートナーに対して不満を話し合ってもらうってところなんです。
パートナーに対して不満を言う時は、気をつけないと、感情的になりがちですよね。
13年も一緒に暮らしていれば、パートナーに改善してもらいたい癖や生活習慣、文句がなんてのは、普通にでてくると思います。
破局しないカップルの特徴は、そういったパートナーに対して改善して欲しい要望が出たときに
上手く伝えて、関係を改善させることができるスキルを、女性側が持っていたということです。
では、破局しないカップルの女性は、どんなスキルを持っていたのでしょうか？
彼女たちは、頭にきている状態でも、
・感情的にならず
・冷静に自分の感情や思っていることを
・素直に伝えるスキルをもっていたんですね。
そして、もう一つ面白いポイントがります。
上手くいっているカップルの、女性の能力をこの研究では指摘していますが、男性はどんなスキルが必要なのでしょうか？
実は、この会話のときに、男性側が会話の主導権を握ったカップルは、やっぱり上手くいかなかったそうなのです。
つまり、長期的に良好な関係を継続しているカップルは、女性の能力に委ねられているといっても過言ではないのです。
女性の皆さん、責任重大ですねー。
さて、男性が会話の主導権を握るとうまくいかなかった理由も気になりますよね？
その理由は、男性の性質にあります。
男性は、嫌だったことやパートナーに改善して欲しいことを言葉にして伝えず、うやむやにしてしまう傾向が高かったそうです。
喧嘩や会話を早く終わらせるため、とりあえず謝る。という選択をとってしまう確率が高かったのだそうです。
その結果
理解して欲しい、話をきちんと聞いて欲しいと考える女性の不興を買ってしまい、関係を悪化させてしまったそうなんです。
話し合いをすることが面倒くさくなると、とりあえず謝っておこう。という態度をとったことがる。
身に覚えのある方も、多いのではないでしょうか？
これは、互いに不満が残りますので、注意してくださいね。
つまり、長期的に良好なカップルは、
・女性は、冷静な態度で会話をする雰囲気を作り
・男性は、女性の顔色を伺うのではなく、女性の話に耳をかたむけ、しっかり向き合う。
お互いに、そんなスキルが必要なんですね。
ちなみに、女性側も男性側も
パートナーに不満を残さず、より良い未来を一緒に作っていくためには、相手へ要望を伝えるときの、会話の持って行き方が重要です。
ここでは、簡単な方法についてお伝えしますね。
パートナーに対して、文句や改善して欲しいことがあったときの伝え方
なぜ、改善して欲しいと思ったのか「イラッとしたこと、嫌なことなどの理由」を自分の中で明確にして「言語化」してください
これは、重要です。
多くの人は、
この改善して欲しいことや、イラッとしたときに感じる「文句の土台となる気持ちの本質を言語化できない」ため感情がコントロールできず、パートナーに当たり散らすという対応をとってしまったりするですね。
なので、まずは言語化し、自分の感情を理解する必要があります。
相手に悪気がないことを理解して、冷静になる
恋愛関係も夫婦関係も人間関係なので、必ず自分以外の人の感情と向き合わなければなりません。
パートナーが、よっぽど最低な人間でない限り「アナタを傷つけようとして行動しているわけではないこと」を、理解してください。
気をつけないといけないのは、自分の感情だけに意識をフォーカスしてはいけないということです。
「自分の感情にばかり意識をフォーカスする」と感情的になり、パートナーに対して文句が文句としてでてしまうのですが、これでは会話は成立しません。
関係を改善したい場合は
・客観的な立場にたって冷静になり
・自分と、パートナーの立場も受け入れることで、会話のフィールドに上がれるようになります。
心が落ち着いたら、最初にパートナーに理由を質問してください
感情をコントロールして、冷静な状態をつくったら
パートナーに対して、不満の原因となったことについて質問してください。
たとえば、アナタをイラッとさせる言い方をされたときは
「なんで、そんなこと言うの？」
言われて嫌だったセリフもきちんと伝えて、そのセリフを言った理由を具体的に質問したり
行動を改善して欲しい場合は、その行動をとった理由を聞いてみてください。
このとき、注意して欲しいポイントは、先にパートナーの気持ちを聞くことです。
「嫌だったことや改善して欲しいこと」を、あなたが先に言ってしまうと、言われた側は自分を否定されたと感じ、あなたに対して反感を持って反応してしまう可能性が高くなります。
自分が先に、パートナーの気持ちに寄り添い、パートナーの本心を聞くことで
次に、自分の気持ちと改善して欲しいことと伝える際に、相手はすでに自分の気持ちを伝えているので、あなたの要望を聞き取りやすい状態になります。
自分の気持ちを言葉にして伝える
パートナーに、
実はあなたの「この言葉や行動が私の苦しめている、傷つけている」というように、具体的な内容と自分の感情を、言葉にして伝えてください。
このとき、感情的になってはいけません。
自分を客観的に見つめ
「傷ついた理由や、改善して欲しい理由」を「具体的に、かつ、なぜそうして欲しいのかの理由と自分の気持ち」を感情的にならず、パートナーに伝えるのがポイントです。
とにかく、できるだけ具体的に伝える意識をもってください。
後で、言い足りなかったと思うと、イライラが復活してしまいます。
言い残しがないよう、理由と感情を整理してから伝えるようにしましょう。
具体的な改善策の提案をする
理由や、感情だけを伝えられたところで、そもそも「パートナーにとっては気にもとめてない部分」が、あなたにとっては不愉快だったりイラッとさせる原因であることが多いです。
そのため、それを改善して欲しいと言われたところで、どのように対応したらよいのかわからないことがあります。
なので、されて嫌だと感じる側が、具体的な対応策を示す方が会話がスムーズに進みます。
もちろんその提案を、パートナーがそのまま受け取れない場合もありますので、一緒により良い関係にするためにどうしたら良いのか、
アナタの改善策をもとに、一緒に話し合うのがベストですね。
この時、自分の改善策を、一方的に押し付ける言い方をしないよう、注意してくださいね。
いかがでしたか？
コロナ破局になったカップルの多くは、意見や考え方の違いについて、冷静に話し合う習慣がそもそもなく
今回の、コロナ自粛期間中の行動や考え方にたいして耐えられず、
「これ以上は一緒にいられない」と感じ離婚を考えたり、恋愛関係を解消したカップルが多いと言われています。
これは、コロナがなくても、破局する可能性が高いとも言えますよね。
これから結婚を考えている人、今のパートナーとの関係をよりよくしたい方は
今回のコミュニケーションのやり方、ぜひ参考にしてみてください。
【動画】コロナ破局の心配なし。結婚に重要なスキルと具体的なやり方とは
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