日本人は、ネガティブ思考の人が多いと言われていますね。
その理由は、セロトニントランスポーター遺伝子*と呼ばれる遺伝子が、影響していると言われています。
*セロトニントランスポーター遺伝子の詳細はこちらを参照ください。
【出典】https://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20121213/240963/?ST=pc
そもそも、精神の安定や心の安らぎには「セロトニン」という脳内物質が関与しており、その分泌量を調整しているのが「セロトニントランスポーター」と呼ばれる遺伝子なのです。
このセロトニントランスポーター遺伝子には、S型、SL型、LL型の3種類があります。
そして、この遺伝子によってセロトニンの分泌量が異なり、楽天的または不安を感じやすいなどの性格に影響されるのです。
ちなみに、セロトニントランスポータ遺伝子のタイプは「LL型」の人はおおらかで楽天的、反対に「SS型」の遺伝子を持つ人は不安を感じやすいと言われています。
「SL型」は、その中間のタイプに分類されます。
さて、ざっくりとしたくくりにはなりますが、
アジア人は、欧米人に比べてネガティブな思考を持つSS型遺伝子を持つ人の割合が多く、LL型遺伝子を持つ人は少ないと言われています。
しかも、アジア人の中でも特に日本人は、ネガティブな思考になりやすいSS型遺伝子を持つ人の割合が多いと言われています。
そんな、ネガティブな遺伝子を私たち日本人は多く持っているのですが、
このネガティブ思考、実は思考のベクトルの方向を少しずらすだけで、ポジティブ思考に転じることができると私は考えます。
物事は表裏一体。つまりネガティブな事象(マイナス)があるなら、裏を返せばポジティブな事象(プラス)になるのです。
例えば、
目の前で信号機が赤になった。なんてことだ!私はついていない。と思うか、
信号機が赤になったおかげで一呼吸おける、と思えるか。
いちいち、赤信号になるたび「自分はついていない」と、自分が幸せでない暗示をかけるなんてバカバカしいと思うのですが、なぜか多くの日本人は無意識にこう言った自分に運がない理由を見つける思考をしてしまいます。
では、どうやってネガティブ思考をポジティブなベクトルに変えたら良いのでしょうか?
答えは簡単です。
何か嫌なことがあると感じた時は、何かしらの「ラッキーな理由に置き換えて考える習慣」をつければ良いのです。
最初は無理やりな理由でも構いません。
とにかく、常にラッキーな理由に置き換える習慣を続けることです。
そうすることで、人間の脳は簡単に騙され、自分は常についていると考えられるようになります。
そして、それが習慣化できるようになれば、そのうち自分は運の良い人生を歩んでいると「常にポジティブな思考」でいられるようになるのです。
私はこの思考は、ファッションにも通じていると考えます。
自分がお洒落ではない、と思ってしまっているネガティブ思考の人というのは「自分で自分はお洒落ではない」と暗示をかけてしまっているだけなのです。
日本人は協調を重んじる国民性が仇となり、どうにも周りの目を気にしすぎてしまう傾向があります。でも、実はアナタ1人を気にしている人はそんなに周りにいません。
重要なことは、人の目を気にせず自分はお洒落な人ですと「自己暗示」をかけ、思いっきりお洒落をしてみること。
そうすることで、今まで自分で自分の可能性を潰していたことに、気がつけるはずです。
とは言っても、いきなり思いっきりお洒落をしよう。と言われても困るかもしれません。
そこで、いつもお伝えしている着物の登場です。
着物は着るだけでココロが踊る、なんとも魅力的な服です。
しかも、特別な日でなくても普段のファッションとして楽しむことができるスペシャルな服であり、着ているだけで多くの人から褒められるという特典までついてくる服でもあります。
そういった着物の利点を生かし、思いっきりお洒落な自分が存在する現実を体験することで、自分の人生が魅力的になるよう変化させてみてください。
きっと、自分に自信が持てるようになり、どんどん魅力的な自分に変わっていくはずです。