ココ・シャネルは、多くの名言を残しました。
今回は「そうやってシャネルは生まれ、だから今も愛され続けているんだな」と感じる名言を題材に、自分を輝かせるファッションの見つけ方について書いてみたいと思います。
みんな、私の着ているものを見て笑ったわ。
でも、それが私の成功の鍵。
みんなと同じ格好をしなかったからよ。
これは、ココ・シャネルが新しいファッションを生み出した時の言葉ですよね。
他の人と同じファッションをしているだけでは、ただのモノマネになってしまいますから。
また、彼女はこうも言いました。
私は流行をつくっているのではない。
スタイルをつくっているの。
私はこの言葉には「流行は一過性のものであり、すぐに飽きられてしまうもの。だから普遍的な美しさをつくることが重要」という意味が込められていると考えます。
そう、本当に美しいファッションとは普遍的なものなのです。
私はオードリーヘップバーンのファッションがとても好きなので、洋服を着る時は彼女のファッションを参考にすることが多いです。
そのため流行は全く追いません。それでも着物ではなく洋服のファッションでも、褒められることが多くあります。
それは、参考にしているオードリーヘップバーンのファッションが、とても普遍的で美しいスタイルだからだと私は思っています。
常に変化する流行とは全く違い、いつの時代も問題なく美しく認識される。
これが本当のファッションであり、そういった自分を輝かせるファッションを見つけることで、人はどんどん美しく変化できるのだと私は考えます。
ただし、自分を輝かせるファッションは、その人の体型や骨格、顔形で変わるものです。
私は偶然、個人的好みのオードリーファッションが自分の体型のコンプレックスをカバーするスタイルだったので、運が良かったと思っています。
しかし、それを見つけるまでの間には数々な失敗も繰り返しました。
例えば、自分のファッションを確立するまでの間、私のファッションを否定し自分の好みを押し付けてくる人にも多く出会いました。
私は彼女たちの好意を無駄にしたくないと考え、彼女たちのアドバイスを積極的に取り入れた時期があります。
結果、その時期は大変苦痛でした。
そういった押し付けられたファッションが、自分の好みや体型に合っていて、着ていて「嬉しい気持ちや、幸せな気持ち」になれる服であれば問題はないと思いますが、
私の場合は、幸せな気持ちになれない服だったことが多かったため、大抵その服の出番は後回しになってしまいました。
また、普段は好みでない服はきっぱり断ることができるタイプの私でも、ショップの店員の勢いに押されて購入してしまった服も多くあります。
そういった服の中で「ちょっと違う気もするけれど」と思いつつ、自分で良し悪しの判断ができずに購入してしまい、着ても幸せな気持ちにさせてくれなかった服も、大抵着ることなくタンスの肥やしになってしまいました。
実際、着た時に「嬉しい気持ちや、幸せな気持ちにならない服」というのは、似合っていないことの方が多いものです。
なぜなら、幸せな気持ちにさせてくれる服は、アナタの魅力を最大限に引き出してくれる服なので「自分に自信」を与えてくれます。
そして、その自信が着ていて「嬉しい気持ちや、幸せな気持ち」となって現れるのです。
しかし「嬉しい気持ちや、幸せな気持ちにならない服」は、アナタの魅力を引き出してはくれません。だから、何も感じないのです。
似合っていない=アナタの魅力を引き出してくれていないのだから当然です。
また、違う気がすると感じたということは、自分を「魅力的に演出してはくれない服」だと直感で感じているのです。
もし、アナタが自分を輝かせるファッションを見つけたいと思うのであれば、
ココ・シャネルのように「人の意見に流されず、自分を知り自分自身の芯をしっかりと確立」させ、着ることで「嬉しい気持ちや、幸せな気持ち」にさせてくれる自分のスタイルを見つける必要があります。
そして、それを見つけることができてはじめて、自分が1番輝くファッションに辿りつけるのです。